メッシのW杯

ベスト16が出揃ったロシアW杯。そのベスト16で最初の対戦カードは決勝の対戦カードでも疑わないほどの強豪国同士! 南米のメッシなどの攻撃陣にタレントを揃えるアルゼンチン、対するは若く将来性がある選手が多いフランス。

 

個人的にはアルゼンチンを応援してました。メッシにW杯を取ってほしかったので… 過去形の文で書いてわかる通り結果はアルゼンチンの負けでした。4−3というスコアはなかなかサッカーで見るスコアではないですが、点の取り合いはいつ見ても興奮してしまう!!攻撃的なサッカーが好きな私からすると本当に楽しく見れました。サッカー詳しくない人が見ても必ず楽しめる試合だと思います。

 

さて、結果は両チーム点を取って一点さで終わったので僅差の試合だったと思う方もいると思いますが、私はフランスの完勝だったと思ってます。まずアルゼンチンの得点内容から見て行くと、アルゼンチンがフランスの守備を崩したというシーンはほぼなかった。ディマリアの遠めからのスーパーミドル、メッシの遠めからのクロスに合わせた2点。対するフランスはどのゴールも相手陣内深くまで攻めての得点でした。

 

もちろんフランスの得点で決定的な仕事をしたムバッペの個人技は素晴らしかった!何より速い!彼の脚力もですが、判断も早くて冷静。これで19歳とは恐ろしい才能。今後が本当に楽しみな選手です。フランスリーグでは彼の才能はもて余すと思うので、早くスペインかイングランドなどのチームに移籍して欲しいのが個人的な希望です。

 

そして、アルゼンチンのエースのメッシは流石のキック精度を最後に見せて3点目をアシストをして結果的には2アシストを決めましたが、終始フランスのマークに苦しみゴールを脅かすことはなかったですね。

 

別試合ではポルトガルも敗れロナウドとメッシ、ふたりのバロンドーラーがロシアから去りました。今後の試合でムバッペのような新たなタレントの誕生が楽しみです!

ロシアW杯一次リーグ終了

前回のブログから少し日数空いてしまいましたが、、、ロシアW杯のグループステージの日程が終了しました。日本が決勝トーナメントに勝ち進みましたし、前回優勝国のドイツがまさかの敗退など予想を裏切った結果などもありましたね。今回は私が見た限りでの感想だったり、今後の予想など書いていきます。

 

最初にドイツの敗退に最初にドイツの敗退に関して書いていきますが、ドイツ対メキシコの試合のブログでも書いた通り初戦を落とした段階で最近の前回W杯優勝国のジンクスですね。06年のドイツ大会で優勝したイタリアが次の南アフリカ大会一次リーグ敗退から始まったジンクス(98年のフランス大会からという記事もありますが私自身フランス大会は見てなくてわからないので…)が今回のドイツ代表にも当てはまりましたね。しかし、内容的に今回のドイツ代表のサッカーはいいものではなかったです。ポゼッションはできるもののスピードの変化など無く、パスのスピード、ペースも本来のものからは程遠いものでした。さらにディフェンスラインを高くし前がかりに攻めてるためカウンターを狙われ、カウンターへの対応もセンターバックの2人しかいない場面が多いのでシュートまで持って行かれてました。少しアジア予選を戦う日本代表と被って見えたりもしました。

 

日本代表の一次リーグの戦いの感想は、運を味方につけた! 運というと少し日本代表の選手に失礼ですが、コロンビア戦での相手退場からの勝利、セネガル戦も引き分け、ポーランド戦は負けたものの勝ち点や得失点で並んだセネガルに今回採用されたルール、フェアプレーポイントで勝ち抜けを決めたところなど運がついてると感じる点が多かったです。そのフェアプレーポイントで決する展開になる一因となるコロンビアが先制する展開と西野監督の大胆な采配も運がついてるといわざるを得ないんじゃないかと。ベルギー戦もこの運とともに番狂わせを起こしてくれることに期待しながら応援しましょう!

 

今後の私の個人的な予想なんかを書くと、日本の対戦相手のベルギーは今までが調子が良すぎるのでどこかでつまずくんじゃないかと思います。調子は必ず変わるものなので、調子のいいベルギーは徐々に落ちるはず!2年間負けてない事実は脅威ですが今の数いる全盛期のタレントを見れば納得できます… ベルギーの調子がすでに落ちてることを願いながら、次の日本戦で本調子でないことを私は祈っておきます。

 

私の思う今回の優勝国は南米勢になるんじゃないかと思ってます。特に一次リーグを苦しみながら勝ち上がったブラジルは本命です。ブラジルは前回ネイマールを途中で欠いて、直後に負けたのでああいうアクシデントがなければ大本命だと思います。同じ南米のコロンビアも日本戦で負けましたがその後2連勝。エースのハメスロドリゲスが前の試合前半のうちに交代したのは気になりますが。ロシアの気候が暑いのがこういう予想のもとにありますが、実際に今後どの国が勝ち上がるか楽しみですね。勝ち抜きのトーナメントに入ってからまた一段と盛り上がるW杯に私の興奮度も増してます(笑) この後の2試合も素晴らしい対戦カードなので見るのが待ちきれない!

 

 

ネイマール試合後号泣のロシアW杯二戦目!

王国ブラジルのロシアW杯二戦目に感動した方も多かったと思います。グループ一戦目はスイスと対戦し引き分け。W杯でブラジルが勝てなかったのは40年ぶりだったそうですね!私もブラジルがスイス相手に引き分けるとは予想できませんでした。

 

先に私が今回のブラジル代表に対する印象を書かせてもらうと、非常にバランスがいいチームで層もとてもあつい。ディフェンダーがいつもより少し弱いような気がしますがボランチにカゼミロ、フェルナンジーニョがいますし、キーパーは最近のW杯ブラジル代表では一番優秀な選手かと。そして何よりエースも全盛期に突入しているネイマールがいます。

 

さて今回の試合に話を戻すと、相手は北中米代表の常連国になっているコスタリカ。前回の大会ではベスト8に勝ち進んだ実績もあり、正ゴールキーパーを務めるのはナバス。チャンピオンリーグを3連覇しているレアル・マドリードの正ゴールキーパーです。コスタリカは5バックを採用し守備的なフォーメーションで試合に入りました。前半はコスタリカは守りながらカウンターを仕掛ける展開で、コスタリカフォワードの選手の勢いと身体能力の高さを起点にした展開でした。ブラジル代表からすると苦しい前半に見えました。ネイマールもこれといった見せ場を作れずシュートも少なかったです。

 

後半開始からブラジル代表は世界屈指のドリブラードウグラスコスタを交代で投入します。後半は彼が鍵になっていたと思います。D・コスタがネイマールの反対のサイドから突破を繰り返すことでネイマールのマークが薄くなり、ブラジルのチャンスが徐々に増えていました。しかしその中で見せるナバスの好セーブは目立っていました。ナバスのポジショニングが抜群に良かったですね。結果的にはロスタイムにマークの薄れたコウチーニョ、そしてエースのネイマールの得点でブラジルの勝利で試合が決しました。

 

コスタリカは終盤になるとカウンターが疲れから出来ず、ブラジルの攻撃を受け続けることでの消耗の激しさを物語ってましたね。ただロスタイムまでブラジルに得点を許さなかった守備は素晴らしかった!ネイマールのフラストレーションも退場になるんじゃないかとハラハラしながら見てました。VARによるPK取り消しもありましたし… 今後ブラジルが調子をまた上げるのか楽しみですね!

CR7絶好調!!

世界最高の選手の評価を受けているCR7ことクリスティアーノ・ロナウド。彼がキャプテンを務めるポルトガル代表のW杯グループステージ第二戦、モロッコ戦が昨日行われました。

 

初戦のスペイン戦ではロナウド1人の個の力でで同点に持っていくという離れ業を見せられました。残念ながら私はその試合をリアルタイムで90分観れてませんが、後半途中に目が覚め完璧なフリーキックを叩き込んだシーンを見て完全に目が覚めてました。何より世界最高レベルのスペイン守備陣相手にハットトリックを決めれる選手が他にいるのかと、彼の得点能力にただ圧倒されてました。守るゴールキーパーは昨シーズンのクラブレベルで世界最高のパフォーマンスを見せたデヘア、両センターバックバルセロナのピケとレアルアマドリードのラモスという世界最強のクラブの2人を相手に決めてるわけなので…

 

ロッコ戦に話を戻すと、試合前私はポルトガルがかなり優位に試合を進めるんじゃないかと予想してました。試合は序盤に主役のロナウドがヘッドで先制点を決めます。さすが!!しかしその後はこの序盤の先制点が吉か凶と出たのかわかりませんが、モロッコが攻める展開が続きました。スペイン戦でもポルトガルの技術もスペインにひけをとらないくらい上手いなぁと思っていたので、このモロッコ代表が攻める展開は意外でした。しかし前半は決定的な場面もポルトガルセンターバック、ぺぺとフォンテに抑えられてる印象でした。

 

後半もグループ初勝利を目指すモロッコの攻める展開は変わらずでしたが、点は奪えずポルトガルの勝利という結果でした。後半はアフリカ勢らしくスタミナのきれないモロッコの攻撃が鋭かったですが決定力が欲しかった!もちろんポルトガルのキーパーのビッグセーブも出てましたが… その点決定力を見せたロナウドは素晴らしい働きでした! 今回はロナウドの大会になってしまうのか… ポルトガル代表の次戦が楽しみです。

日本のW杯初戦

ロシアW杯日本の初戦、相手はコロンビア。試合前多くの人は日本が勝つと思ってなかったと思います。コロンビアはブラジル、アルゼンチンなど強豪と厳しい予選を戦い、そこを勝ち抜いたチームです。さらに前回のW杯では日本が完敗を喫した相手なので私自身もコロンビアに勝つのは厳しいんじゃないかと思ってました。しかし、試合が始まって10分もしないうちに日本が勝つんじゃないかと期待した方は多かったんじゃないですか? 私はまだ不安でした(笑)

 

というのも、一時間ほど前のスタメン発表の時からの不安が無くなりませんでした。少し生意気に批判的なことを書かせてもらいますが、スタメン発表で川島選手がGKと聞いた時からコロンビアの攻撃陣を無失点に抑え込むのは現実味がないと感じてました。川島選手の最近のパフォーマンスを見てる限り、他の二人のどちらかをスタメン起用すべきです!川島選手のパフォーマンス低下は私の目にも明らかなくらいなので… 勢いでもう一人スタメンで不安を感じる選手をあげさせてもらいます。その選手はキャプテンの長谷部選手です。長谷部選手の最近の調子も決していいとは言えず、むしろかなり低いパフォーマンスになってると思います。例えば、以前のようなドリブルでの持ち上がりがなくなり横へのパスが非常に多くなった。どのチームでもボランチの選手がドリブルで持ち上がったり、中央突破を試みると嫌がると思います。ただ、長谷部選手のキャプテンとしての存在は今のチームに不可欠でもありますね。

 

試合に話を戻すと、開始5分ほどで日本がPKを獲得。さらにハンドの反則を犯したコロンビアの選手は退場。試合始まってすぐ日本が一人多い状態での試合になったのでかなり有利な展開でした。ですが前半のうちにFKで同点に追いつかれて、攻めてるのもコロンビアという展開でした。日本の消極的な前半の内容に私は首を傾げながら見てました。

後半になると少し積極的な展開になり、さらにコロンビアの選手に疲れが見えて日本がボールを保持する展開になりました。しかし、まだ仕掛けることをしないので相手の守備に対してのリアクションの攻撃しかなかったかと思います。結果的にはセットプレーから勝ち越せましたが内容的に消極的だったなと思いました。10人のコロンビアを流れの中から入れた得点がなかったので日本の攻撃力、10人に攻められ1点取られた守備、どちらにも不安が残る試合だったと個人的に思います。ただ、勝ち点3という最高の結果を手にしたことに関しては素直に叫びながら喜んでました(ご近所様、申し訳ありません)

 

今回は生意気に少し批評もしましたが、この上ない初戦の結果を手にしたのでそれを活かした試合、活かして次戦セネガル戦に準備して欲しいですね。

W杯前回王者登場

前回のW杯を制したドイツが登場! 相対するチームは中米の強豪メキシコ。

 

私はこの試合は全グループ予選屈指の好カードであるのは間違いないと確信してました。前回のW杯の覇者でFIFAランクでも1位のドイツに関しては誰もが認める世界有数の強豪ですが、メキシコもものすごく強いチームに仕上がっていると思います。私は毎回W杯はできる限り観てきてますが、メキシコのサッカーこそ日本代表が目指すものなんじゃないかと、個人的に毎回思ってます。メキシコの良さは、運動量の高さ、縦への速さ、そして高い技術力だと思います。その良さを出す要因がメキシコ人が持つハングリー精神。そのハングリーさがこの試合にも出てたかと思います。

 

試合は序盤から両チームのハイプレスでボールを奪い合ってましたが、時間の経過とともにドイツのポゼッションが高くなり、メキシコは早いカウンターで対抗する試合展開。すると前半のうちにメキシコがカウンターから先制します。試合展開はその後も変わらずドイツの運動量が徐々に減っていった印象でした。メキシコは運動量が落ちずプレッシャーをかけ続け、カウンターもシュートまで打ち切ってました。実際にドイツのセンターバックはメキシコのエルナンデスを中心にしたカウンターに対応できてなかったですよね。

 

終盤はメキシコの交代策も当たり、試合巧者ぶりを発揮して試合を終えました。今回のメキシコには監督を含めチームとしての完成度が高いと感じたので今回のメキシコはいい大会を過ごしていくのではないかなと期待してます!一方のドイツはペースが終盤まで上がらずらしくない試合だった印象です。最近のW杯優勝国が次の大会で不安定な結果を残しているジンクスも気になりますね… 

 

ではでは!

メッシの苦しいW杯初戦

アルゼンチンとアイスランドのW杯グループD初戦私の正直な感想はメッシが苦しそう。

 

下馬評で見れば前回のW杯準優勝のアルゼンチンが優位だと誰もが疑わなかったと思います。メッシや他の数いるキャリアのピークのタレントがどういったパフォーマンスを見せるのか、私も楽しみにテレビ観戦し始めました。

 

試合が始まると予想通り、アルゼンチンがボールを保持しアイスランドが自陣で守備ブロックを作り守りながらカウンターを狙う展開。シュート性のクロスからアグエロのゴールが決まるまでは、アルゼンチンの想定通りの展開だったでしょう。私もアグエロの素晴らしいシュートに思わず声をあげながら、このままアルゼンチンがリードを広げていくのだと思ってました。しかし、アイスランドはその数分後にクロスのこぼれ球からゴールを決めて同点に追いつきました。

 

その後はアルゼンチンの攻撃は精彩を欠き、守備は試合を通してバタバタしてました。メッシに過度に依存した攻撃はアイルランドの守備ブロックにはじき返され、セットプレーでもメッシは精彩を欠いていました。結果は、メッシのPK失敗もあって1−1で終わったわけですが、妥当な結果だなと感じました。攻撃の組み立て役がいないせいか、メッシにボールを預けメッシの個人技頼みなのは明らかに無理があり、リズムのない攻撃はアイルランドの守備にとってあまり脅威になっていなかったかと… 個人的には途中出場のパボンのスピードに可能性を感じましたが、彼のような選手が試合を通して裏抜けを狙ったり、アグエロイグアインといったFWがボールを預けるようにしていくのがメッシが今後生きてくるカギになるのかなと。個人的にはメッシにW杯を掲げてほしですし、あれほどの選手なので相応しいと思ってます。今後に期待しましょう‼︎